はつじょがいく!
廿日市市串戸にある、株式会社みどりの樹さんにお邪魔しました。
代表取締役の緑貴昭さんと奥様で専務の緑亜紀子さんにお話をお聞きしました。
行政書士業務の中で聞く不動産に関わる悩み
貴昭さんは平成13年(2001年)にみどり行政法務事務所を開業。行政書士として業務を行ってきました。
行政書士としてお客様と話をしていてよく出てくるのが、「独立開業のために事務所を探したい」「業務拡大のため不動産を探している」といった不動産に関わることでした。
そして不動産関連の話の中でも、特に多いのが家や土地の相続に関する問題。
すでに自分は家を所有していて家を相続するのが難しい、遠方で管理ができない、高齢のため管理できないといったお客様の悩みが出てくるのだそうです。
人口減少、一極集中の時代で、中山間地域の物件で特にそういう事例が多いのだとか。
これまでは、そういった不動産関係の部分は不動産業者を紹介されていたそうですが、貴昭さんは資格も持っており、自分を信頼して依頼してくださっているお客様の悩みを一括で受けようと、平成28年(2016年)8月に株式会社みどりの樹を開業されました。
「依頼して良かった」への挑戦 ~right teamの一員になる~
緑さんは、お客様に「依頼して良かった」と思っていただけるよう、八つの約束事を掲げていらっしゃいます。
1、選んで頂いた感謝を忘れない
2、お客様の心に寄り添う業務を心がける
3、『コミュニケーション』 関わるすべての方と通じ合う
4、『オープンマインド』 人との出会いを恐れない
5、『ピンチはチャンス』 教訓を生かし、現状に満足しない
6、『冷静な判断』 目的確認を怠らず、常識にとらわれない俯瞰的な視点を持つ
7、お客様の「コト」を実現する 「モノ」にこだわらない
8、『情熱とスピード』 挑戦・失敗・変化を恐れず、ベストを尽くす
不動産の処分などには、相続、離婚といった複雑な法的な事柄がからむことが多く、行政書士の長年のノウハウを持つ緑さんだからこそ、問題の根本から関わり、解決までお客様に寄り添うことができます。
また税金面、トラブル回避など、士業のネットワークでバックアップできることも、みどりの樹さんの強みです。
物件をよりイメージしやすく。360度動画撮影カメラ導入
「行政書士の仕事からの案件が多く、普通の不動産屋とはイメージがちがうかもしれません。」とおっしゃる亜希子さん。
物件情報を伝える手段も、他の不動産屋さんとは違う、おもしろい方法を取り入れようとされています。
360度の動画が撮影できるカメラを導入。
このカメラで物件の部屋や外回りを撮影します。撮影された動画を見ている人は、映っている画面の右を見たかったら右を、左が見たかったら左というふうに画面上で操作すると、360度見たい部分を見ることができるのです。
写真や間取り図だけでは分かりにくいところも、家にいながら、まるで現地に行ったかのように物件を見ることができるのが魅力的です。
動画を見て気に入った方は、もちろん現地で内覧もできます。
たくさんの方に気軽に見ていただけるよう、今後、インスタグラムやYouTube、ランディングページなどに動画付き物件情報をあげていかれるそうです。
みどりの樹インスタグラム
https://www.instagram.com/midorinokitaka/?hl=ja
みどりの樹YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCgqfg-k9GM2g4FI9Iu3I-4g/featured
これまで地域に根差した行政書士として、士業の方とのつながりをサポートに活かしながら、多くのお客様と関わって来られた緑さん。
これからは、行政書士と不動産という両輪で、もっといろいろな経験を積んで、廿日市の街づくりの一助になればと話してくださいました。
東園 恵
株式会社みどりの樹
住所/広島県廿日市市串戸3-2-9
電話/0829-34-3369
営業時間/平日9:00から19:00
定休日/土、日、祝日
(定休日の対応はお問合せください)
http://midori-ki.com/
https://peraichi.com/landing_pages/view/midorinoki
Writing:Kawasaki Kyoko