はつじょがいく!
廿日市市阿品にある、株式会社グローバルリゾートMIYAJIMA VIEWにお邪魔しました。
代表取締役の中道崇志さんにお話をうかがいました。
雰囲気の違う二つのホテル
(株)グローバルリゾートさんは廿日市にある二つのホテルを運営されています。
一つは阿品のMIYAJIMA VIEW、もう一つは大野にあるONO de LUNE(オーノ デ ルーデ)です。
どちらも既存の建物を改装しているのですが、MIYAJIMA VIEWはコンクリートの打ちっぱなしを活かしたスタイリッシュな外観。
ONO de LUNEは淡い黄色で南フランスをイメージしたものです。
五日市から大竹まで工場や会社が多いため、平日は観光客だけでなく、ビジネスの利用も多いのだとか。
ONO de LUNEは現在の建物のとなりに、5階建てで増築という形で約30室、部屋が増えるそうです。
MIYAJIMA VIEW
宮島と瀬戸内海を一望できる贅沢なロケーション、温かなホスピタリティ
中道さんは、初めてMIYAJIMA VIEWの物件を見に来て屋上に上がった時、その瞬間、ここを買うと決めたそうです。
世界遺産の宮島に臨み、瀬戸内海を一望できる贅沢なロケーション。
キャッチフレーズが「ここは女神の寝息が聞こえるホテル」であるのもうなずけます。
宮島はそれ自体が女神の寝姿であると言われていて、対岸からその寝姿が、寝息が聞こえるほど近くで見えるという意味です。
お正月には屋上を開放するので、初日の出を真正面から拝めます。
中道さんが一番きれいだと思うポイントは夕方の時間。
夕日が沈む時に鳥居が夕日に照らされ、鳥居だけが光る…
それが最高なのだそうです。
ツインとダブル、18室からなるMIYAJIMA VIEW。
桜や紅葉のシーズンは外国人観光客が増えますが、フランス人、インドネシア人、中国人のスタッフがおり、英語、フランス語、中国語の対応が可能です。
朝食会場となる場所は、宿泊者でなくても昼間はカフェとして楽しむことができ、また会議や打ち合わせ、ワークショップ、イベントといった目的で、レンタルスペースとして貸切ることもできます。Wi-Fi環境下でキッチン、テラスまで利用できるうれしいサービスです。
ホテル業は全員未経験という中、1年半で「スタッフが温かい」という評価が予約サイトの口コミで多くもらえるようになり、みんなそれぞれプロになってきたなあと実感しているという中道さん。
見様見まねだったところから、さらにサービスを向上させ、視野を広げて新たなサービスやイベントをうっていける段階にきていると期待されています。
廿日市スポーツセンターサンチェリーのネーミングライツ(命名権)を取得
2018年、廿日市市は公共施設のネーミングライツ(命名権)を導入すると発表し、市内七施設について募集を行いました。
ネーミングライツ(命名権)とは、施設の運用資金調達などのために、スポンサー企業名や商品名などを施設の名称につけることができる権利のこと。安定的な財源を確保して継続運営させる、市民サービスの向上、地元企業の地域づくりへの参加機会の提供を目的としています。
(株)グローバルリゾートさんはそのうちのひとつ、廿日市スポーツセンターサンチェリーのネーミングライツを取得。
2019年4月から5年間、「グローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリー」となります。
「スポーツイベントの開催やスポーツ団体のお客様の交流のきっかけになるといいなと思っています。」と中道さん。
地域の方にももっと広くグローバルリゾートの名前を知っていただけるチャンスと期待されています。
まだまだ廿日市には眠っている観光資源がある。その観光資源を活かしきれたら、廿日市はハワイに匹敵する観光地になるとおっしゃいます。廿日市をハワイにするんだという思いで、その一役を担っていくホテルでありたい、そう力強く話してくださいました。
東園 恵
株式会社グローバルリゾート
MIYAJIMA VIEW
住所/広島県廿日市市阿品1-4-1
電話/0829-36-1717
globalgroup-resort.com/miyajimaview/
ONO de LUNE
住所/広島県廿日市市大野1-10-16
電話/0829-50-0107
globalgroup-resort.com/ono-delune/
【MIYAJIMA VIEW】
【ONO de LUNE】
Writing:Kawasaki Kyoko