お客様ととことん話し、ベストな1台を見つける|オートリバース

はつじょがいく!

廿日市市住吉にあるオートリバースさんにお邪魔しました。

代表の海江田太一さんにお話をお聞きしました。

住みやすい街、廿日市で独立

新車・中古車の販売、整備、カスタム、改造を行うオートリバースさんは2008年に創業されました。

広島県三原市で育った海江田さんにとって廿日市はゆかりのない土地でしたが、自動車販売の営業のお仕事で廿日市で働くこととなり、住みやすいと感じたこの廿日市で独立されることになったそうです。

地元に根付いた形でやっていきたいと、創業10年を迎えられました。

お客様の気持ちを徹底的に聞く

お客様の中には、自分がどんな車に乗りたいのか分からないまま来店される方もいらっしゃるそうです。

海江田さんの基本はとにかくお客様と話すこと。

車と関係ない話で盛り上がることもしょっちゅうなのだそうですが、お客様と距離を縮めることで、その方の本音を聞き出すのだそうです。

漠然と車が欲しいと言うお客様に、どんなところで乗るのか、どういう用途で乗るのか、どんなカーライフを思い描いてるのか、とにかく話をするとその方にあった車が見えてくるのだそうです。

話しているうちにお客様自ら、欲しいものに気づいていただけるようにと考えていらっしゃいます。

これまでの経験から、走行距離、修復歴、年式といった表面的な情報だけでは見えない、その車の素性というものが分かるので、総合的に見た車のお買い得ポイントをお伝えできるのが海江田さんの強みでもあります。

車がそう必要でなくても持っていたいとか、あったら便利だろうと相談に来られる方には、車を購入してから、これくらい維持にお金がかかるんだよということもきちんと話して、今すぐ買わないことを勧める時もあるのだとか。

「買いたい?では売りましょう。」と簡単に話をすすめるのではなくて、購入後にお客様が車との生活を楽しめるよう、その環境を整える提案をするのがとても楽しいとおっしゃいます。

車が好きで始めた販売のお仕事ですが、今は、自分が車を買ったときに失敗したことや逆によかったことを基にお客様とお話するのが楽しくて続けているのだそうです。

お客様と長くおつきあいのできる仕事

じっくり話をして購入に至る車は、お客様の思いを叶えた1台。1年2年と気に入って乗っていただいているのを見るのがとても嬉しいとおっしゃる海江田さん。

自動車販売の営業を始めてから20年。最初の頃のお客様とはすっかり長いお付き合いになり、当時幼稚園児だったお子さんが、「就職するので車を買いたいんです。」と来店されたのだとか。

お客様との長いお付き合いも海江田さんがこのお仕事をやっていてよかったと感じるひとつだそうです。

お休みの日は有意義に。洗車サービスがスタート

車の会社は日曜、祝日の営業が普通ですが、オートリバースさんはお店を閉めていらっしゃいます。

仕事がお休みの日には、車以外のことで休日を有意義に過ごしていただきたいという思いで、車検などは、月曜の夜に車をお預かりして火曜日夜にお返しするというふうに、極力お客様の休みの時間を使わないようにしているのだそうです。

そしてなかなか時間の取れない方のために洗車サービスを始める予定です。
続けられるようリーズナブルな価格でのサービスにしたいそうです。
洗車中は代車を利用して買い物をすませることもでき、時間を無駄にせず、愛車のケアができるというわけです。

車に愛着を持って、長く大事に乗っていただけるようにと願っていらっしゃいます。

 

お店が休みの日でもいつでも連絡がとれるようにしてあるそうです。予約をとって、平日の夜や隙間時間をうまく使っていただけたらと話してくださいました。

「困ったら電話してきてくださいと言うと、車じゃないことでもかかってくるんです。」と笑う海江田さんはお客様の安心できる頼りになるアドバイザーです。

FMはつかいち放送分はこちら

東園 恵


オートリバース
住所/広島県廿日市市住吉1-249-21
電話/0829-30-7239(ご来店は電話予約要)
定休日/日曜、祝日
https://peraichi.com/landing_pages/view/autoreverse

Writing:Kawasaki Kyoko