はつじょがゆく!
廿日市市宮内にある、(株)舩村建創様にお邪魔しました。
法人化されたのは2012年(平成24年)。
屋根・外壁の施工会社で、屋根の保守点検なども行っていらっしゃる会社です。
2018年春にドローンを使った空撮事業部が立ち上がったとのこと。
なぜ、屋根・外壁工事の会社がドローン空撮??
空撮事業部Flight Shipディレクターの小島秀樹さんにお話を聞きました。
空撮事業部Flight Shipが立ち上がったわけ
(株)舩村建創で働く従業員は全部で20数名。社員が6名であとは下請けの方です。
ほとんどが50代、40代で、20代30代の若い世代は少ないのが実情。
現場は肉体労働で、従業員の年齢を考えたとき、いつまで仕事を続けられるのか、そして続けられなくなったときに転職先はあるのかという不安を抱えていました。
趣味で動画の撮影をしていた小島さんは、ドローンを使った空撮を事業に取り込んでみてはどうかと思いつきました。
空撮なら年齢は関係なく仕事を続けていくことができる!
そしてドローン空撮の可能性を見込み、空撮事業部が実現することとなったのです。
空撮事業部はみんなで長く一緒に働きたいという従業員への思いから生まれたのです。
ドローン操作に初チャレンジ!!
”ドローン”と最近よく耳にするようになったものの、実物を近くで見るチャンスはなかなかありません。
今回は小島さんの見守る中、ドローン操作に初チャレンジしました。
舩村建創さんのドローンは2機あり、DJIという製品を使っていらっしゃいます。
世界のドローンシェア75%を占めるといわれているもので、安全・安定性には定評があります。安いドローンだと、ホバリング(停止飛行)が難しく、空中で止まることができないそう。
しかし、このDJIを操作してみてビックリ!!
プロポ(ドローンの操作リモコン)のスイッチから指を離すと、その場で停止飛行を続けます。そして、引っ張っても地上に落ちたりすることなく、ホバリングを続けることができるのです。1回の充電で約15分程度、距離にして4㎞の飛行が可能なのだとか。
下の写真は小島さんがドローンから撮影したものです。
このスケール感!感動的です。
【山口県大島上空】
【廿日市市地御前から見た木材港】
【経小屋山山頂から宮島を望む】
Flight Shipで今後やっていきたいこととは?
趣味に特化した撮影をしたい!「好き」を極めた人を追いかけたい!
小島さんはバイクが大好きで、ご自身が代表で「PRIDE LEGEND」というバイクチームを作って活動されています。
日本全国に仲間がいて、各地へメンバーが集合し、ツーリングを楽しんでいらっしゃいます。
趣味でバイク仲間の自己紹介やツーリングの様子を動画にしてYouTubeにアップしていたのが、ドローンを使うことで空撮も行うようになり、ますます動画の撮影・編集に力を入れるようになったとのこと。
「今をどう生きるかによって、過去の意味も変えられ、 未来も変えられる」
これを信条に、まさに今をとことん楽しんで生きている小島さん。
同じように、「好き」を追求し、本気で遊びを貫いてきた人を追いかけたい
その人の生きがいを、映像として記録したい
かっこいい姿を、その子供や孫に自慢できるように残してあげたい
そんな思いで、バイクやモータースポーツ、マリンスポーツといった趣味に特化した空撮をしていきたいと考えていらっしゃいます。
夢中になれるものがある小島さんだからこそ、お客様と一緒におもしろく納得のいく作品を作ることができるのではないかなと感じました。
ドローンを使った屋根の点検
(株)舩村建創さんは屋根の工事をしますが、リフォーム時に修理の時期を大幅に過ぎてしまっている場合が多いのだとか。
そうならないために、屋根の点検を一度お願いしてみるのもいいかもしれません。
なんといっても空撮事業部FlightShipですから、不安定な屋根部分に直接あがるのではなくて、ドローンを使って地上で映像を見ながら、依頼主さんと一緒に屋根の状態を確認することができます。
依頼するほうとしても、自分ではなかなか確認できない場所なので、安心ですね。
2018年12月現在、無料点検を実施されているそうです。
ドローンを使ったFligtShipならではの空撮サービス。
主体的に生きたい、自分らしく生きたいという人が増えている今だからこそ生まれたサービスだなと感じました。
東園 恵
株式会社 舩村建創 空撮事業部FlightShip
住所/広島県廿日市市宮内2935番地
電話/0829-30-8767
Fax/0829-30-8768
Mail/hisakun0911@icloud.com
営業時間/月曜~金曜 9:00~18:00
https://peraichi.com/landing_pages/view/flightship
Writing:Kawasaki Kyoko