大将が釣った魚と種類豊富なおばんざいが楽しめる|旨味処 朋

はつじょがゆく!

廿日市市廿日市、けん玉商店街にある旨味処朋の大将、本田義明さんにお話を聞きました。

夫婦で作る魚料理とおばんざいが自慢のお店

2020年6月にオープン10周年を迎える旨味処朋。
本田さんと奥さんの朋代さんで営む、料理もお酒も楽しめるお店です。

仕事をやめていた朋代さんが、そろそろ何かやりたいと考えていたとき、けん玉商店街に空き店舗が出るという話を聞いたお二人。

見に来たところ、二人でスタートするのにぴったりの店舗だということで、商店街にお店をオープンさせることになりました。

カウンターに7席、掘りごたつのある座敷に10席のアットホームなお店です。

釣りが大好きな本田さん。
「釣ってきた魚をメインに出す、小料理屋のような店にしたい。」という思いでお店を始めました。

家でも釣ってきたサバをしめ鯖にしたり、メバルを煮つけにしたりと、本田さんの料理は家族に好評だったそうです。

瀬戸内海、長門、長崎、沖縄といろいろなところで釣りを楽しみ、インスタグラムやフェイスブックに釣果を載せると、それを見たお客様が「今日は何ができるん?」と電話してこられると言います。

店にはマイナス60℃にもなる大きな冷凍庫が2台あり、釣ってきた魚を新鮮なまま管理することができます。

冬場におすすめなのは鍋料理。
クエやアコウ、アラカブ、ハタなどが美味しいそうです。

朋代さんが作るおばんざいは、常時15、6種類もあり、日によってメニューがかわります。

昼の時間は700円で楽しめるサービスランチが人気です。

お酒の種類も多く、若い女性が一人で飲みに来ることもあるそうです。
誰でも気軽に入ってくつろぐことのできるお店です。

けん玉商店街を、廿日市をもっと盛り上げたい

時々来店のある外国人にも対応できるよう、インバウンド対策にも取り組んでいます。

地元企業である中国醸造の協力を得て、本田さんおすすめのジンを気軽に飲んでいただけるよう、テイスティングセットをお得な料金で提供しており、英語表記メニューも作成しました。

宮島に自生するハマゴウの香りが楽しめるクラフトジン、「SAKURAO GIN HAMAGOU」を中心に3種類の味を楽しむことができます。

また、お客様の希望があれば、本田さんが酒蔵の案内も行います。

現在、けん玉商店街(廿日市駅通り商店会)の会長を務めている本田さん。

素朴な廿日市の街が好きで店を構えた本田さんは、商店街を、廿日市を多くの人に知ってもらい、盛り上げていきたいと考えています。

東園 恵

FMはつかいちで放送されました

旨味処 朋
住所/広島県廿日市市廿日市1-5-3
電話/0829-31-2677
営業時間/11:30~14:00 16:00~22:00
定休日/日曜、祝日
https://www.umamidokorotomo.com/
https://www.picuki.com/profile/tomo_kendama

Writing:Kawasaki Kyoko